アメリカ産の肉だけではなく、世界中のどこから入った肉も「日本向けの肉は危ない」と思って間違いありません。
たとえば、オーストラリアの肉は自国向けにはホルモン剤不使用で育てますが、日本向けにはアメリカとの価格競争もあり、ホルモン剤が使用されていると言います。
※肥育ホルモン:日本では使用を禁止されている。(発がん性、アレルギーを起こす成分)
輸入の際、検査を「ザル」にしている日本は海外からすれば、ちょうどいい『危ない食料の最終処分場』になっていて、これらの肉は当たり前のようにスーパーに並んでいるのです。
輸入肉の値段が安い理由
無駄な人件費や土地代をかけることなく狭い場所に詰め込まれて飼育。
草の代わりに、遺伝子組み換えトウモロコシ・小麦・大豆などの穀物が与えられ、少しでも短期間でさらに大きく成長させるために遺伝子組み替えの穀物を使う。
輸入肉は、設備の整った工場で食肉が生産されており、作業化された工程の中で子牛を無理に産ませ、狭い牛舎でエサを与えられる環境でウシが育てられる。
ストレスの多い環境で育てているので、病気になったりしないよう処分などの無駄なコストをかけないためにワクチンを打って予防している。
不法移民を安い賃金で雇うことで人件費を削減。
国産の肉も安心はできません
・短期間で不自然に育った品種改良されたブロイラー
・平飼いなのに過密飼育
・飼料はほとんどが、輸入で遺伝子組み換え、ポストハーベスト農薬のもの
・病気を防ぐために抗生物質を投与
お肉選びには、「飼育環境」「飼料」「薬剤投与」など、生産者の顔の見える納得がいくものを探しましょう!
内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
2024年2月23日号