春です!
新しい芽を出した「よもぎ」も、ずいぶん伸びてきましたね!
世の中、いつ何が起きてもおかしくない状況ではありますが、覚えて欲しい薬草をひとつ選ぶなら「よもぎ」です。
日本中のどこにでも生えている雑草ですが、薬効の素晴らしさは本当に凄い!
どんなに効能が高くても、山の中に分け入って探さなければ採取できない薬草では意味がありませんが、日本中の大きな都市でも、いたるところで「よもぎ」を見つけることができると思います。
「よもぎ」には各種ビタミンとミネラル、そして野生の葉緑素と独自の栄養素に薬効があります。
「クロロフィル」という葉緑素は、欧米ではデトックスの定番。しかも葉緑素の分子構造と、人間の赤血球の分子構造はほとんど同じというから驚きです!!!!!
違うところは中央の核、分子構造の中央にある原子が赤血球の核が鉄(Fe)なのに対し、葉緑素はマグネシウム(Mg)です。
つまり葉緑素を飲んだり食べたりすることは、植物の血液を摂取することになり…だからこそ、造血作用が強いのです。
よもぎには「よもぎ蒸し」や「もぐさ」としてのお灸など、いろんな使い道が様々あります。
【食べる】 | 【搾り汁】 | 【煎じてお茶や風呂に】 |
---|---|---|
整腸作用 | 傷口の殺菌 | 美肌作用 |
造血作用 | 止血作用 | 冷え改善 |
血液浄化作用 | 虫下し | 皮膚病改善 |
冷え性改善 | 抗がん作用 | |
毒素排出作用 | ||
抗がん作用 |
古代の日本だけではなく、それこそ世界中で薬草として有名な万能薬「よもぎ」!
お出かけする際に、是非よもぎを見つけてみて下さい。
食用にするなら、大きくなったものはアクが強いので3月〜4月位の春の若芽がお勧めですよ。
内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
24年3月20日号