平均的日本人の食品添加物の摂取量は1年間でおよそ4キログラム、最近では7.8キログラムまで増えてきたとも聞いています。
人工的な食品添加物の原材料は主に、「石油」が使われています。
それも原油からガソリンや灯油などを取り除いたあとの「廃油」と呼ばれる産業廃棄物からつくられているので、原価がとても安いそうです。
身体に取り込んだ食品添加物を分解するためには、肝臓や腎臓に大きな負担がかかり、代謝を悪くし、様々な不調を引き起こすことになります。
本来、人間は塩辛いもの、甘いもの、油っぽいものなどすべて、自分の身体に悪影響を及ぼすほどには摂らないようにできています。
ところが添加物が持つマスキング効果で、普通には絶対に摂れないほどの塩・糖・油を美味しく感じ、大量に摂ってしまうのだそうです。
2009年4月11日、朝日新聞の記事の見出しは、「生活習慣病・高校生4割予備軍」!
現在この状況は、ますます悪化していると言えます。
亜硝酸ナトリウム(発色剤)
特長 | 肉の色を鮮やかに保ち、腐敗を防止する物質 |
人体への影響 | 毒性が強い/発がん性うつ症状、頭痛、記憶障害 |
使われている食品 | ・ハム ・ソーセージ ・サラミ ・いくら ・たらこ ・パック野菜 |
アスパルテーム(合成甘味料)
特長 | 低カロリーで砂糖の約200倍甘いとされる |
人体への影響 | 発がん性、内臓異常、失明・視力低下、精子減少、パーキンソン症発症、うつ症状、脳腫瘍やリンパ腫、白血病のリスクも指摘されている |
使われている食品 | ・ダイエット飲料や食品 ・菓子 ・チューインガム ・ヨーグルト ・清涼飲料水 |
合成着色料
特長 | 赤色3号、赤色102号、黄色5号、青色1号、青色2号 |
人体への影響 | 発がん性、不妊症、胎児に悪影響、青少年の暴力的性格にも影響? |
使われている食品 | ・菓子 ・漬物 ・しょうゆ ・食肉 ・鮮魚介類 ・茶 ・のり類 ・ジャム ・清涼飲料水 |
習慣的に購入しているかもしれない、要注意食品が多くあると思いますが…購入前によく考えて!
それらを控えるだけでも、かなりの量の食品添加物の摂取を防ぐことができます。
内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
2024年2月26日号