食品や化粧品、日用雑貨に至るまで「無添加」という文字が目立つようになりましたが…「無添加」の表示については法律で決まった定義が無く、それぞれ製造会社の基準で表示をしています。
例えば、乳化剤を使っていないと、「乳化剤無添加」の表示ができ、メーカーは「安心・安全」という「イメージをアピール」するため、その部分のみを大きく表示する方法も取られています。
化粧品については全成分表示が義務付けられていますが、石鹸を作る「石鹸素地」の原料は成分表示が義務付けられておらず、どれだけ素晴らしいハーブを使った石鹸だとしても、石鹸素地の中に
酸化防止剤が入っていたり…
天ぷらをあげた後の油を使っていたり…
工業油を使用していたり…
そんな内容でも「石鹸素地」とだけ書けばOKなのです！その上に「〇〇無添加！」の表示・・・やりたい放題出来てしまうわけです。
一般に売られている多くの石鹸の石鹸素地は材料費が非常に安い輸入品で、中国からの物も少なくありません。
口から入った物は肝臓で解毒されるため、約90％は体外に出すことができると言われますが、反対に皮膚や粘膜から入った化学物質は血液や脂肪中に蓄積し、時間を経過してもなかなか排出されません。
（体内に90％残り、腎臓や肝臓に大きな負担をかけていると言われます）
【 経皮毒が心配される物 】
・シャンプー
・石鹸
・入浴剤
・歯磨き粉
・ナプキン
・化粧品
・白髪染め
・トイレ、お風呂などの洗浄剤
・洗濯洗剤
・柔軟剤
・食器洗剤
・消臭剤など
特に頭皮や陰部は経皮吸収率が高く毒を吸収しやすい部分なので、毎日使うもの・ふれるものには注意したいものです。
【もっとも吸収率が高い口腔内】
次に、口にする機会が多い「歯磨き粉」です。
【一般的な歯磨き粉の基本的な成分】
・研磨剤：リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム
・湿潤剤：グリセリン、ソルビトール
・発泡剤：ラウリル硫酸ナトリウム
・粘結剤：アルギン酸ナトリウム
・香味剤：メントール、ミント
・防腐剤：安息香酸ナトリウム
人体にただちに悪影響を与えるものではなく、厚生労働省が添加物として認めている成分ですが…発泡剤ラウリル硫酸ナトリウムなどは人体に非常に有害な成分であり、発がん性があり、炎症を起こす原因となるものです。
信じられますか？
口の中はとても吸収率が高く、歯磨きで1日2回以上化学物質を口に入れることが、どれほどのことか…想像すると恐ろしいですね！是非安心な歯磨き粉を探してください。そして‥‥ 安心安全な【水】は、なによりも大切です。
無農薬物や食品添加物をできるだけ口にせず、暴飲暴食せず、腹八分目を心がけ… 健康管理は日々の生活一つひとつが大切ですね。
内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
24年2月14日/15日号
