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命の源【水】

水こそ、こだわって

私たちの体の約60~65%は水分からできています。

代謝、消化など体内の全ての働きには水が必要で、健康にとって水ほど大切なものはありません。そして、どのような水を飲むかとても重要です。

1日の水分の排出量は発汗や排泄などで約2~2.5リットルほど。健康維持や美肌のために食事のほか水分補給を目指しましょう。

1日に必要な水分量の目安は「体重×35~40㎖」。と言います。一気に飲むと、胃腸負担やミネラルバランスを崩してしまうので、ちょこちょこ飲みを心がけましょう。

気をつけてほしいのは水道水です。水道管の老朽化により重金属が溶け出していたり、塩素から発ガン物質であるトリハロメタンを生じる問題ほか、残留農薬やフッ素などの混入で危険がいっぱい!

必ず確かな浄水器をお使い頂きたいです。

日本の水道水は安全ではなくなった?

日本の水道水は安全だと思っている人が未だにいることに驚かずにはいられませんが…2022年4月、厚生労働省の改正により残留農薬二種類の緩和と、塩素の添加量も増えました。

塩素は劇薬なのにもかかわらず、日本の水道水に含まれる塩素は世界一!ダントツという事実!

殺菌力は他に代わるものがないほど強力である分、有毒でもあるわけです。アトピーなどの皮膚病ほか、体内に入れば死に至ることもある危険な物質です。

また水道法では、このように記されています。

給水栓における水が、遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するように塩素消毒をすること。

世界基準では塩素の添加が0.1ppm以下であるに比べ、日本は「0.1mg/L以上」!日本の水道水には世界でも類を見ない高濃度の塩素が含まれており、諸外国と比較しても5〜15倍となっています。

さらに、発がん性トリハロメタン類(クロロホルムなど)の元は「塩素」!つまり、塩素の濃度が高くなればなるほど、トリハロメタンの生成も多くなる働きを持っています。

Syolney M Gordon Battelle Memorial 研究所(アメリカ)の論文では、体内に取り込まれるクロロホルムの量は、「飲み水」よりも、「お風呂」「シャワー」などの際、呼気や経皮から吸収される方が多い可能性が示唆されていることが発表されました。

その上、「洗濯」や「食器洗い」時にも室内のクロロホルム濃度は上昇することも分かっています。

塩素の他にも、環境中でも体内でも長期間残存し続け、除去や浄化も困難な、永遠の化学物質と呼ばれる「有機フッ素化合物(PFAS)」の水道水への混入問題も深刻です。産業排水だけでなく、生活排水などの原因による水質汚染など…課題は未だ山積の状況です。

テレビは私達に必要な情報などリアルタイムで与えてはくれません。

昨今の水の汚染を黙って見過ごしている政府が信じられないのはもちろんの事ですが、個人個人でどう対応していくのか…私たちは考えねばなりません。

水は飲料、食用として口から入るものに配慮するのはもちろんの事、お風呂やトイレ…知らないうちに私たちの身体から有害物質を取り込んでしまう事に。

お風呂タイムは全身の皮膚からデトックスできる貴重な時間です。

塩素は細菌などの細胞のタンパク質などと反応して破壊する作用があるものの、皮膚や、髪の毛のタンパク質をぼろぼろにしてしまう作用もあります。

炭や重曹、ビタミンCを入れる…シャワーは直接使わないで、洗面器で浴槽の湯を使うなど、工夫が必要です。

ウォシュレットにも気を付けて!お尻や膣等の粘膜は、身体の中で経皮吸収率が最も高いところ!水道水に含まれる有害な化学物質の影響は、癌や病気の要因のひとつとして明白です。

安全で安心できる本当のお水情報を確認して、一日も早く命と健康を守る行動を起こしてください!

水の大切さを学び、子どもの未来につながる『健康』を守る事こそが、大人の私たち一人ひとりに出来る事の中で、何よりも最優先する役割ではないでしょうか。

内藤晴輔の想いをカタチにしてお届けする「はるこころ」情報
24年1月29日号3月14日号4月30日号


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